2016年03月19日

エベレスト

【あらすじ】
ネパールの首都カトマンズ。ヒマラヤ山脈が見えるその街で、日本人カメラマンの深町誠は古めかしいカメラを見つける。それはイギリス人登山家ジョージ・マロリーが、1924年6月8日にエベレスト登頂に初めて成功したか否かが、判断できるかもしれないカメラだった。カメラについて調べを進める深町は、羽生丈二というアルピニストの存在にたどり着く。他人に配慮しない登山をするために孤高の人物となった彼の壮絶にして崇高な人生に触れるうちに、深町の胸にある思いが生まれる。

【感想】
昨年末に公開された「エベレスト3D」(感想はこちらhttp://takushi.blog.jp/archives/52047089.html)は、やや不満を感じたのだけども、日本版エヴェレスト鑑賞してみて思うのは、ああ、あの「エベレスト3D」の映像はやっぱり凄かったんだなと、むしろ「エベレスト3D」を照り映えさせるための一本になってしまったと思う。エベレスト3Dは標高4800M付近での撮影、日本版は5200M付近での撮影らしいので、より極限の映像が見られるんじゃないかと淡い期待もあったんだけど、より高いところで撮ればいいなんて単純な話じゃない。残念だけど「エベレスト3D」の方がはるかに標高が高いところで撮影していたように皆さん感じるだろうね。

それと、僕は原作小説がかなり好きなので、余計に不満を感じてしまったところはある。そもそも2時間におさめようなんて初めから考えずに、前編後編に分けても良かったんじゃないだろうか。最近流行りのようだし。折角エベレストで撮ってるんだからさ。「岸よぉ...岸よぉ...」のセリフすらもないなんてあんまりじゃないか。

ただ、ひとつ素晴らしかったのは岡田准一と阿部寛の演技。特に岡田准一の演技はめちゃくちゃ良かった。岡田准一だけ8000M付近で自撮りしてんじゃないかってくらい目がいっちゃってた(褒めてる)。

役者が良かっただけに、ほんとう、もったいない映画化でした。プロデューサーも監督も、なんで2時間におさめようって思ったのか。ちゃんと説明、謝罪会見してほしい。

座頭魄市orejiru at 20:54│コメント(0)トラックバック(0)映画 │ このエントリーをはてなブックマークに追加

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