2016年03月01日

オーガストはふつうの男の子。ただし、顔以外は。

生まれつき顔に障害があるオーガストは、10歳ではじめて学校に通うことになった。生徒たちはオーガストを見て悲鳴をあげ、じろじろながめ、やがて……。

全世界で300万部売れた、感動のベストセラー


ワンダー Wonder
R・J・パラシオ
ほるぷ出版
2015-07-18


小学校高学年向けの児童書です。

だから非常に読みやすい。子どもにとっては400ページ以上あるので達成感も味わえるはず。「いじめ」を題材にした内容で、話の構成はいたってシンプル。オーガストの章、お姉ちゃんの章、友だちの章、お姉ちゃんの友だちの章と、章ごとに登場人物の心情が明らかになるにつれ、相手の気持ちを考えることの大切さを教えてくれる。抑制をきかせた文章で、決して押し付けがましくなく。

本書はblog「わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる」で知りました。
こちらの記事→決して人前では読まないでください『ワンダー Wonder』http://dain.cocolog-nifty.com/myblog/2015/08/wonder-ca1b.html

dainさんの言う「泣いてもいいけど、泣くための物語ではないことを、お忘れなく」はホントにそう。泣きたいだけなら他にいくらでも愛の物語はある。

気の済むまで泣いて、そのあと涙を拭いて、それから考えてみよう。それぞれが、それぞれの置かれた立場で。僕であれば小学生の子を持つ父親として。

正しいことをするか、親切なことをするか、 どちらかを選ぶときには、親切を選べ。

先生が黒板に書いたことば。とても重みのあることば。
心に刻みました。


早ければ今年の夏休みにも、青少年読書感想文全国コンクールの課題図書になりそうな気がします。お子さんと一緒に是非、読んでみてください。

座頭魄市orejiru at 14:19│コメント(0)トラックバック(0) │ このエントリーをはてなブックマークに追加

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