2015年08月03日

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【あらすじ】
田舎町に暮らす11歳の女の子ライリーは、父親の仕事の影響で都会のサンフランシスコに移り住むことになる。新しい生活に慣れようとするライリーの頭の中では、ヨロコビ、カナシミ、イカリ、ビビリ、ムカムカたちが、ライリーの幸せのためという強い気持ちが原因で衝突していて……。

【感想】
映画評論家の町山さんが「マッドマックス」を差しおいて2015年暫定ベスト!と絶賛しているピクサー最新作がついに公開。町山さん、随分と強気に推していたので僕も相当期待して、めずらしく妻と息子も誘って観てきた。

人前では涙を流さない僕も、今回ばかりは涙をこらえきれずボロボロ泣いてしまった。年々涙もろくなっている気もするが、いやいや「インサイド・ヘッド」は弩級。近年の子どもの成長モノで感動作といえば「おおかみこどもの雨と雪」が頭に浮かぶ。ジブリの「かぐや姫」も良かった。おおかみもかぐやも涙腺を刺激するけど、決定的に違うことがある。当たり前だけど、どんなに自分に重ね合わせてみても、スクリーンに映し出される物語は“僕ではない誰かの物語”だ。けれども「インサイド・ヘッド」は僕の物語だった。本でも映画でも、散々使い回されている宣伝文句の「これは、あなたの物語です」がみごとに、みなさんに当てはまる物語。

「いつも笑っていたいのに、、、なぜ悲しみは必要なの?」 かつて、子供だった“あなた”の 頭の中で起きていた大事件とは!?


そして僕はいつ頃からか悲しみを迷惑な感情として隅っこに追いやって、他の感情が悲しみを抑え込んでいたことに気がついた。僕の「インサイド・ヘッド」で起きていた複雑な処理をスクリーンで目の当たりにして、やっと我にかえった。子ども向けアニメのフリしてとんでもない映画だぞこれは。子どもの成長モノ的な感動に見せかけた難解な学術映画。

小学2年生の息子はスゴい楽しかったそうで、観賞後に「ヨロコビ」のぬいぐるみ買って!とねだってきた。

いや、おもしろかったんだろうが、絶対に理解できていない。断言できる。

思えば2014年の「レゴムービー」も子ども向けに見せかけて大人をK.Oしにきたし、ここんところの外国産アニメは気が抜けない。

2015年の映画は大豊作だ。
昨年も同じ事言ってたけど更新。

座頭魄市orejiru at 20:12│コメント(0)トラックバック(0)映画 │ このエントリーをはてなブックマークに追加

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