2015年05月07日




ここ数ヶ月は、1日の終わりに期間限定サイトの「村上さんのところ」を読むのが楽しみのひとつでした。

4月30日をもって更新は終了してしまい、ささやかな楽しみのひとつを失ってしまった僕は、あと少しでいいから村上春樹の文章を読みたいと思い、未読だった「走ることについて語るときに僕の語ること」を手に取ったのです。

これはちょうど10ケ月前から走りはじめた僕にとっては、あまりにも適切なタイミングと、あまりにも適切な文章でした。たかだか10ケ月しか走り続けていないランナーの言葉としては大変おこがましいかもしれないけれど、村上春樹に共感を覚え、かつ身近に感じるという体験にとても満足しました。

走り始める前に読むよりも、走り続けている道半ばで、給水のように手に取ってほしい本。


走り始める前に読むなら断然これ。





そういえば僕は“思いのほか”村上春樹の作品を読んでいると思っていたのだけれど、長編小説で未読なのが4作品「ねじまき鳥クロニクル」「アフターダーク」「1Q84」「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」と“思いのほか”残っているし、短編小説では短編集の「レキシントンの幽霊」「東京奇譚集」しか読んでいない。翻訳にも手を伸ばせば僕にはまだたくさんの楽しみが残されていることになります。嬉しいかぎり。

読んだつもりで読んでいなかった「ねじまき鳥クロニクル」(アフターダーク以降を読んでいないと勘違いしていました)。まずはそこから始めようと買ってきたんだけど、期間限定サイト「村上さんのところ」で2回名前が挙がっていた村上春樹翻訳のノンフィクション「心臓をつらぬかれて」も一緒に購入したので、ノンフィクション好きとしてはこちらから楽しもうと思ってます。

心臓を貫かれて
マイケル ギルモア
文藝春秋
1996-10






座頭魄市orejiru at 15:11│コメント(0)トラックバック(0) │ このエントリーをはてなブックマークに追加

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