2013年12月19日
失踪日記から8年。
満を持して新刊が今年刊行されました。
「失踪日記」の表紙は自分自身の全体像をコマに収め、自分を俯瞰して描かれてます。そして今回の「失踪日記2 アル中病棟」は
ドーン!!
自分を俯瞰した視点はさらに高くなり、自分を俯瞰していることすら俯瞰するという構図。
内容は「失踪日記」よりおもしろかった!
「喜劇」とは「悲劇」の連続によって生まれるということがよくわかりました。
三鷹にあるアル中病棟が舞台となっていまして、吾妻ひでおさんの散歩道は、僕も散歩道としてよく歩く道ですので余計に没入して読みました。野川公園、国立天文台、深大寺、吉祥寺は「いせや」などなど。中央線沿い住みは酒飲みも多いしいろんな意味でオススメできるマンガです。いやーほんといいこれ。