2014年12月

2014年12月31日

この年末を日本酒一升瓶を小脇に抱えながら、先日新調したONKYOのスピーカーの前に腰を下ろして過ごしています。

年を追うごとに音楽を楽しむ時間が減っているのですが、こうしてじっくり酒と音だけに身を委ねてみると、時間こそが最大の贅沢品だと気付かされるのです。

2014年に購入したCDは数少ないのですが、その中で僕が悶えたCDを3枚ほど紹介します。


1枚目

これは2014年の代表曲といえるメガヒット曲「ハッピー」を収録しているアルバムですね。
ファレル・ウィリアムスの「Girl」

Girl
Pharrell Williams
Sony
2014-03-07


Best3にいれておきながらこんな言い方は変かもしれませんが、違う意味で衝撃的だったんです。僕はファレルを初期ネプチューンズから追いかけていて、特に「NERD」セカンドアルバムがストライクなんです。NERDセカンドは評判が最も悪いんですけどね。追いかけてきたファンとしては正直今回のポップス路線は残念で仕方ない。僕にとってはこのアルバムを聞くとファレルが遠くに離れていったように感じられて悲しくなるんです。ファレルがここまでポップス路線に乗っかった、ある意味で大事な作品だと感じたので1枚目としていれたいと思います。

しかし「ハッピー」の耳心地の良さ。さすがファレル。



2枚目

遂に!!!!!!!!!!
14年振りですよ。14年。

Black Messiah
D'Angelo And The Vanguard
RCA
2014-12-23


前作Voodooも最強の1枚でしたけど、今回もやばい。
毎年のように「今年出す」「今年出す」と言われ続け、騙され続け、もうディアンジェロの新作は都市伝説となってましたが、本当に手元に届いた!

そりゃスピーカー新調しちゃうよね。

俺は何のために生きているんだろう…。そうだ、ディアンジェロの新作聞くためだった!と言っても過言ではないほど、ほんとうにこれを待ってました。

もしかして、もしかしてだよ。

これ、来日あるんじゃね?

震える。

音のほうはもう間違いないです。
アルバム通しての流れも完璧。


3枚目

ディアンジェロは14年振りだがこちらはなんとなんと33年振り。
ディアンジェロと同じタイミングに、なんてことするんだ…。

僕のPCの壁紙はジョージ・クリントンなんですが、もうね、遺影みたいなね、そんな気持ちだったんですけどね、まさか新作出してくるとはね、夢じゃないかと。

33年振り、3枚組全33曲いり。

ファンクの神様、降臨じゃ!

First You Gotta Shake..
Funkadelic
The C Kunspyruhzy
2014-12-16



このアルバムを聞いて改めて、僕はファンクな音が好きなんだってこと、その原点を思い出せました。

日本酒一升。
つまみディアンジェロ&ファンカデリック。


今年のBest本Best映画をまとめるつもりだったんですが、もう一歩たりとも動けません。このまま音に酔い酒に酔い、酔沼の底に2015年を見い出したいと思います。

今までありがとうござました。


座頭魄市orejiru at 14:45│コメント(0)トラックバック(0)音楽  | このエントリーをはてなブックマークに追加

2014年12月25日

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12/20(土)公開がはじまりました「映画 妖怪ウォッチ」

妖怪ウォッチブームは止まることを知りませんね。

20日、21日の2日間だけで興行収入16億突破だニャン。
邦画歴代No.1だニャン。

エヴァを越え、ジブリを越えたジバニャン人気。限定メダル配布のおかげか、はたまた実力か。

僕もね、一週間前の12/13(土)の朝8時ですよ。解禁時間。早起きして席取りゲームに参加してね、頑張ったんですよね。

うちの子、妖怪メダルにあまり興味ないのに。
うちに妖怪ウォッチもなければメダルも1枚もないんだけどね。もちろんゲームもないし。

配布されるメダルはどうでもよくて、映画を公開初日に観たかっただけです。
余計な情報入る前に観てしまえるしね。
引き延ばせば引き延ばすほど、所詮小学生が喜ぶような内容だ、なんて斜に構え始めたりなんかして、なんなら妻と子だけ行かせて僕は隣で同時上映している「○○」でも観てくるよ、なんて白けた行動取りそうじゃないですか(笑)そうはなりたくないし。

内容に関しては、大人があーだーこーだ言うもんでもない映画なのだし、特に言うことはないんですけど、エンディングでかかる「ゲラゲラポー」を観客のほぼ全員が一斉にやる光景はやっぱりスゴかった!2年前の自民党圧勝が霞んでみえる圧倒的な議席数で「ゲラゲラポー」をやってて、こりゃ次回作も圧倒的に盛り上がるんだろうなあって思いましたとさ。




現在5巻まで発売中のマンガ「妖怪ウォッチ」を僕も息子に借りて読ませてもらったんですけど、子どもの心を掴むにはなんといっても「顔芸」なんだなぁって、当たり前のことを思い知らされました。

ムーブメントの裏には「顔芸」あり。



座頭魄市orejiru at 15:17│コメント(0)トラックバック(0)映画  | このエントリーをはてなブックマークに追加
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【あらすじ】
ニック(ベン・アフレック)とエイミー(ロザムンド・パイク)は誰もがうらやむ夫婦のはずだったが、結婚5周年の記念日に突然エイミーが行方をくらましてしまう。警察に嫌疑を掛けられ、日々続報を流すため取材を続けるメディアによって、ニックが話す幸せに満ちあふれた結婚生活にほころびが生じていく。うそをつき理解不能な行動を続けるニックに、次第に世間はエイミー殺害疑惑の目を向け……。

【感想】
「セブン」「ファイト・クラブ」のデヴィッド・フィンチャー監督の最新作。前評判も絶賛の声ばかりでしたし、僕自身がデヴィッド・フィンチャー監督のファンでもあるので、おもいっきり期待してました。「インターステラー」後の高揚感だって吹き飛ばしてくれるさ、と。

いや、よかった。よかったんだけども、なんだろうね。

事件をとおして「結婚とはなにか」を問うだとか、「夫婦の愛の本質に迫る」だとか、大きなテーマを受信して打ちひしがれるような映画でもないような。そういう感想をよく目にしたので。

そうはいっても、妻が失踪したあとに警察署にて警察官から「奥様の友人関係は?」とか「奥様が昼間、なにをしてるかわからないんですか?」とか矢継ぎ早に質問され戸惑うシーンはぎくりとさせられましたけどね。

謎解きを楽しみたいだとか、ラストのどんでん返しを期待だとかにこだわると「思ってたよりはおもしろくなかった」という残念な感想になってしまいそう。

「衝撃のラスト!」だなんて誇大宣伝ですから、なるべくフラットな気持ちで(それが難しいんだけども)見に行かれたほうがいいですよ。


しかし感想書きづらいねえ…。
この映画は書きたいところが書けない、むず痒さでいえば今年No.1ですな。


座頭魄市orejiru at 14:30│コメント(0)トラックバック(0)映画  | このエントリーをはてなブックマークに追加

2014年12月08日

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携帯電話も出てこない。インターネットも出てこない。物語は「本」を手にしてはじまり、「本」によって閉じられる。SFの本気をみた。

【あらすじ】
近未来、地球規模の食糧難と環境変化によって人類の滅亡のカウントダウンが進んでいた。そんな状況で、あるミッションの遂行者に元エンジニアの男が大抜てきされる。そのミッションとは、宇宙で新たに発見された未開地へ旅立つというものだった。地球に残さねばならない家族と人類滅亡の回避、二つの間で葛藤する男。悩み抜いた果てに、彼は家族に帰還を約束し、前人未到の新天地を目指すことを決意して宇宙船へと乗り込む。

【感想】
2013年のNo.1映画は「ゼロ・グラビティ」でした。

2014年も宇宙モノがNo.1になりそうな予感がします。

おまえが宇宙モノ好きなだけじゃねーかって話ではあるんですけども。

最後の最後に待ち構えている「ゴーン・ガール」には是非、この高揚感を吹き飛ばしてほしいと願っているところです。



前評判ですでに絶賛の声がたくさん聞こえてきていて、これは相当すごいSF映画がやってくるぞとワクワクをしばらく楽しんで(「2001年宇宙の旅」を復習で観直してみたりして)、いざ封切り一番浮き足立って駆け込んだらまんまとやられました。

素晴らしい!

ノーラン監督ありがとう!と心の中でスタンディングオベーションですよ。

鑑賞した後にいろいろとネットで拾い読みをしていたんですが、こちらのブログ→「k.onoderaの映画批評」さんの記事『インターステラー』視覚化せよ!ブレーンワールドhttp://k-onodera.net/?p=1584がこれ以上ないほど完璧な批評でした。もうこれ読んだら他はいらないじゃないかってほどですので、読んでみるのをオススメします。

つけ加えることもないし、何を書こうかな…(笑)



矛盾点についての記述に触れておきます。

『インターステラー』視覚化せよ!ブレーンワールドより引用
ひとつ残されたのは、いわゆる「鶏が先か、卵が先か」という問題である。
クーパーが特異点データを送らなければ、未来人の発展はなかった。未来人がワームホールをひらかなければ、クーパーがタイムマシンに到達することはなかった。双方の現象が、互いの現象が存在しなければ成り立たないのだ。これは明らかな矛盾点だろう。
この矛盾を解消できるようなアイディアがあるとすれば、量子力学におけるコペンハーゲン解釈から発展したパラレルワールドの概念を適用できるかもしれない


このパラレルワールドの概念を適用することで矛盾点を回避する、という見方が恐らく正解になるはずです。

映画のはじめのほうで、この映画はパラレルワールドの話ですよというヒントが出ていたかと思います。

みなさん感じたであろう、あの違和感ですよ。

60年代の米ソ宇宙開発競争で先に米国が月面着陸に成功したアポロ計画。あの「月面着陸は冷戦中の米ソ間における情報戦略だったじゃない」て、先生の台詞に違和感を感じましたよね。
「教科書にものってるでしょ」って。

よくよく考えると奥さんはMRIがあれば死なずに済んだんだって台詞もそうですし、そもそも冒頭でもインドの無人偵察機(ドローン)を捕まえてGPSを取り出してましたが、現在あるはずのテクロノジーが出てこないんですよね。

携帯もインターネットも出てこないですし、自動車だって60年代のアメ車だし。

これは退廃的な未来のおはなしではなくて、現在進行系のぼくらの世界と平行した世界(パラレルワールド)と考えるときれいにまとまりそう。



クリストファー・ノーラン監督は現代のスマホ文化が嫌いで嫌いで仕方がない人なんだそうですね(笑)どいつもこいつも下ばっか見やがって!空を見ろ!星を眺めろ!人類は宇宙への想いによって進化してきたんだ!得たものを書き留めろ!それを本として未来へ繫ぐのだ!

そんなノーラン監督の熱いメッセージをビンビン感じる最高の映画でした!


人類バンザイ!


座頭魄市orejiru at 19:44│コメント(0)トラックバック(0)映画  | このエントリーをはてなブックマークに追加
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